提灯の灯りを見守る。
ローソクが届いたので、青年団に渡して来ました。
窓口は、うちの店になっています。
だいたい誰かいるので。
西条祭りの夜を飾る提灯。
ローソクの灯りがユラユラ揺れてとても幻想的です。
今年も丁寧に提灯の準備をしているようです。
しかし、提灯は燃えます。
もったいないですが、消耗品です。
だんじりに比べ、みこしの提灯は燃やすい。
だんじりの縦ゆれに比べ、横揺れ、傾く動きが多く、ローソクも激しく揺らされます。
燃え出す前は、よーく観察しているとわかります。
すぐには燃えません。
くすぶってくる煙とニオイがまず出てきます。
くすぶり出すのをいち早くわかれば良いのですが、毎回そうは行きませんね。
一旦燃え出すと早い。
飛び火しないうちに、
叩いて消す。
うまいこと提灯だけ叩いて消します。
身軽い若い衆は素早く飛びかかって消しています。
その姿に萌えたりします。
(≧∇≦)
重(一番上)、中段(太鼓叩いてる所)も、飛び出して消します。
「どこ?」
なんて、燃えている所がわからないと、罵声が飛んで来ます。その間も、どんどん燃えて行きます。
なので、夜は提灯を消せない子供は乗せてもらえません。
だんだん色んなことを叩き込まれていくわけです。
夜はまたいろんな役割をみんなこなしています。
僕?
僕はどうしてるか?
「よい!燃えよるぞい!」
って、
目むいていち早く大声で言うのが、
今年の僕の役割の1つです。
わん。