サークリップ考察。
天空に二つの極星あり すなわち北斗と南斗 森羅万象二極一対 男と女 陰と陽(北斗の拳より抜粋)
物事には表と裏があります。
部品によっても表と裏があるものがあります。
例えば、平ワッシャーやナット。
端の形状が丸くツルっとした方が表で、エッジが効いて角が立ってる方が裏です。
ワッシャーなんかは打ち抜きで作成されるから必ず裏はエッジが効いてます。
ワッシャーの表と裏
ナットの表と裏
基本、ワッシャーやナットはその表面の処理を認識してどちらを表にするか判断しています。
当然、ツルッとした方を表にします。座りが良くなるのと、締め付けもしっかりとなります。見栄えも綺麗です。
そうじゃない場合があります。
サークリップと言われるパーツです。
トランスミッションのギヤを止めていたり、チェンジペダルを止めていたりと、軸の先端の固定に良く使われるものです。
こちらも表と裏があります。
サークリップ
ただ、こいつは取り付け向きが逆になります。主に固定したい物が飛び出て来ないように取り付けるものなので、エッジが効いた角が立ってる方(裏)を外側にして取り付けます。(外側に力がかかっても抜けにくい)
つまり、先ほどのワッシャーやナットとは真逆になります。
。。。
何が言いたいかって?
表裏のない性格だねー
とか言うけれど、
あの人は表だけだねー
とか言うけれど、
ほななことないけん!
でったい、人にも表と裏はあるけん!
と、サークリップを見るたびにいつも思うのです。
あくまで個人的な考察です。